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サマースーツで夏を快適に過ごす!

2020.08.11

ファッション

今年も灼熱の暑さが続いております。
それでもビジネスマンが着ないといけないのがスーツですよね。
スーツを着る際は、少しでも涼しく着たいもの。
そこでこの記事では、夏に適したサマースーツの選び方を解説します。

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■通気性の良い生地を選ぼう。

『サマーウール』

サマーウールには細く撚った糸が使われているため、シャリっとした滑らかな質感になっています。
着ていて気持ち良いのはもちろんですが、見た目にも涼しげ雰囲気なのも良いのも魅力です。

さらにサマーウールにはウール特有の高級感があったり、透湿性(吸湿性+発散性)が非常に高いので、汗をかいてもしっかりと吸収してくれるのが特徴です。

『モヘア』

モヘアというのはアンゴラ山羊の毛のことです。
柔らかく絹のような上品な光沢があり、同じ春夏の素材として有名な『麻』と比べて、よりラグジュアリーに着こなせます。
ヒツジと比べて、クリンプと言われる縮れが少ないため、弾力性や保温性が少ないのも特徴です。
なので、弾力性と保温性に優れたヒツジの毛=ウールと混ぜて使われることが多い素材です。

『リネン(麻)』

フラックスという亜麻科の植物から作られる天然の植物繊維です。
カジュアル向きの素材で吸水性と発散性に優れ、汗を良く吸ってもすぐに乾くので熱い季節にぴったり。やわらかくさらっとして肌触りがよく、繊維が細く短いため毛羽立ちが少ないのも特徴的です。
水濡れに強いうえ汚れにくく、丈夫なため長持ちします。長く使い込むことでさらに風合いが増していくのもリネンの魅力です。

『ラミー(麻)』

ラミーの繊維は太く長く、リネンに比べると毛羽立ちが多いです。
しかし、天然繊維の中ではもっとも強くハリやコシがあり、シャリ感を強く感じることができます。色が白く絹のように光沢があるため、発色がよいのもラミーの特徴です。

リネンもラミーも、さらっとした肌触りと使い込むほどに風合いが出てくるという特徴は共通しています。

『コットン』

コットンスーツを着用するメリットとしてまず挙げられるのが、ウーレンやウーステッドのスーツと比べて安価なものが多いということです。
吸水性の高さや通気性のよさなどのメリットは、他の生地に比べてもコットンスーツが上位であり、風通しがよく暑い時期でも涼しく着こなすことができます。
ウールスーツよりも生地の性質上シワになりやすいので、普段からこまめにアイロンがけをしてお手入れをしておくのをお勧めしております。

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■視覚で伝わる清涼感

『アイスブルー』


誰もが涼しげに感じるこちらの色味は、LYDIAでも人気の生地です。
その名の通り、氷のようなひんやりした水色で夏のほてりをクールダウンさせてくれます。

『ライトグレー』


爽やかで涼しげな印象を与えるライトグレーの色は、季節感を演出するには抜群の効果を発揮します。
品があっておしゃれに着こなせるカラーでありながら、どんなネクタイとも相性が良いのもポイント。

『ライトベージュ』


暖かみのあるベージュスーツは、一見夏っぽさを感じられないように思われがちですが、コットンや麻などの軽快な素材が多く、ブルー系のネクタイやシャツとの相性も抜群なので春夏シーズンに取り入れやすいカラーとなります。
ベージュやブラウンのような、自然に溶け込むような独特な色合いはアースカラーと呼ばれ、ファッションで取り入れると落ち着いた大人の印象を与える効果もあります。

『カーキ』


こちらもベージュと同様アースカラーと呼ばれる部類で、肌馴染みのよいナチュラルな風合いが特徴です。
カーキやグリーンベースのカラーは、ワイルドでありながらミリタリー要素もあるので、ダンディな夏の男を演出するのにピッタリと言えるでしょう。

■熱い夏こそスーツを着こなそう。

夏のスーツの着こなしや生地について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
熱さや汗などの対策も必要ですが、一番は自分の好きなスタイルが作れるかどうか。
『夏はスーツを着たくない』という概念は捨てて、
『夏こそスーツを楽しもう』と思えれば、夏のスーツファッションがもっと好きになるはずです。

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