スーツを着こなす上で必ず知っておきたい事を、分かりやすく質問形式で見ていきましょう。
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【 Q26】パンツの【持ち出し】って何ですか?
【 A 】 パンツの正面についている帯のようなものです。
【持ち出し】とはフックとは別に帯のようなものが付いていて、ベルトをしなくてもフィット感出せるという意味合いで作られました。
しかし最近ではベルトなしでパンツを履く人は少ないので、持ち出しなしのフックのみにする方が多いですね。
【 Q27 】シャツの胸ポケットは必要?
【 A 】厳密にいうと必要ではないです。
ドレスシャツには元々胸ポケットというものは存在しません。
諸説ありますが、米国からシャツにも胸ポケットをつけるという風習がついたという説もあります。
米国は英国に比べ気温が高いのでシャツにパンツといったスタイルが主流でした。
なので、シャツに胸ポケットをつけるといった機能重視の考えになったのかも知れませんね。
【昔ながらの英国スタイル】か【カジュアルよりの米国スタイル】、あなたの好みに合わせるといいですよ。
【 Q28 】シャツをオーダーするときに気を付けることはありますか?
【 A 】着丈の長さですね。
シャツの長さはほとんどの人があまり気にしていないかと思いますが、シャツがパンツから出ているのはスーツ業界でご法度です。
ですので、オーダーする際にはシャツの着丈を長めにすることをお勧めします。
【 Q29 】スーツは高級な生地の方がおすすめですか?
【 A 】一概にそうとは言えません。
高級な生地とは基本的に天然繊維(ウール・カシミヤ・シルク)が使われていることが多いです。
しかしこれらは肌触り質感はとてもいいですが、化学繊維(レーヨン・ナイロン・ポリエステル)に比べて生地がとても痛みやすいです。
着る頻度が高ければ高いほど痛みやすいので、スーツをあまり持ってない人にはおすすめとは言えません。
【 Q30 】ジャケットの裏地の使用で、背抜きは夏用・総裏は冬用と聞きましたが本当ですか?
【 A 】本当ですが、それだけで決めてしまうのは少し違います。
大体どこのオーダースーツ店でも、背抜きは夏用・総裏は冬用と説明を受けます。
それだけで裏地の使用を決める方が多いですが、一般的にはそうであっても個人的には違う方もいますよね。
例えば主に仕事が室内の場合はどうでしょう。
夏はクーラー・冬は暖房がかかっている部屋で仕事をしている場合、季節的な考えは無意味になってしまいますよね。
加えて、背抜きは総裏と比べて裏地が少ない分スーツ生地が痛みやすいです。
総裏は裏地が多い分重さはありますが、背抜きよりも丈夫で裏地が全体に入っているので見た目がとても良いです。
なので、ジャケットの裏地の使用を決める際は【暑がりの人や軽さを重視したい方は背抜き】・【見た目や丈夫さを求める方は総裏】という決め方の方がしっくりくるのではないかと思います。
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