それぞれのブランドの持つ特性ってご存知でしょうか?
ハイブランドにも様々な種類がありますが、歴史や進化の過程も違いますよね。
価値のあるブランドの商品を持つ上で、特性を知っているだけでもっとそのブランドが好きになったりしますよね。
このコーナーでは各ブランドの持つイメージや強みをご紹介し、
ブランドスーツの価値をより多くの方に知って貰いたい!
そんな記事にしていきたいと思っております♫
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■「特別な人の為の服ではなく、多くの人が愛用する服=誰でも着る事の出来る服」
マフラーやトレンチコートが有名なイギリスを代表とするBurberryのブランドコンセプトは、
「特別な人の為の服ではなく、多くの人が愛用する服=誰でも着る事の出来る服」と言うものです。
代表的なトレンチコートで大体の価格帯は25万〜という感じなので、誰でも着る事の出来る服?と、疑問を持ってしまう方も多いはず。
どのような経緯でこのブランドコンセプトになったのでしょうか?
■21歳にしてブランドを創設
今から150年前、トーマス・バーバリーは、生地屋の見習い職人でした。
この時期、彼は21歳の若さで自分の店を設立します。
21歳という若さで企業開始って凄い思い切りですよね。
野心的なバーバリーは常に自ら製作した服の着用性や、機能性を改善していくことに情熱を注ぎ続け、数年のうちに、ジャケットやマフラー、アクセサリーや軍用服に至るまで様々な商品を幅広く手掛けることとなります。
今では、誰でも手の届くブランドというイメージとはかけ離れた印象ですが、当時を振り返ると様々な年代、業種問わず『誰でも着る事が出来る服』というブランドコンセプトが強かったという事がわかりますね。
■バーバリーチェックの誕生
バーバリーと聞くと誰もが思いうかべるキャメル、黒、赤、白のチェック柄。
「バーバリーチェック」と呼ばれるバーバリーのトレンドマークは、1920年代のイギリスで一般からの公募でデザイン案を集めて作られたらしいですよ!驚きですよね。
元のデザインは、「カントリータータン」と呼ばれる柄をアレンジしたことによって生まれたものとされています。
チェック柄には多くの種類がありますが、その中の一つとして『バーバリーチェック』という名で表彰登録されていることでも有名です。
LYDIAスーツの中でも、群を抜いて人気なチェック柄となります。
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■スーツとしての特徴
バーバリーのスーツは、基本的に本場イタリアで製造されています。
デザインの多くはクラシカルなデザインとなっており、時代に流されずに末永く着用することができるのが特徴です。
伝統的なピックステッチをあしらったものが多く、ボタンはバッファローホーンのものを使用し、さらりと高級感あふれる輝きを放つ上品な生地はモヘア、カシミア、軽量なコットン、シルクリネンなど多彩なバリエーションがあります。
デザインについては、無地のものが多いですが、近年流行りのチェック柄やストライプなどもありますし、2021SSの新商品にはターコイズブルーなどの誰もが目を引くようなスーツも登場。
贅沢な仕様は価格にも反映されており、現在販売しているものだと、最低でも20万円近く、高い物だと30万円を超えるものまであるようです。
■気になる用語解説
◆ピックステッチ・・・別名AMFステッチ。
襟やポケットの周りの手縫い風ステッチです。襟が綺麗に見せたり、デザインのアクセントとして取り入れられます。
◆バッファローホーン・・・アジア、中東、アフリカ、南アメリカに生息する様々な種類の「水牛」の角のことを指します。
昔から加工品として身の回りのさまざまなものに用いられ、印鑑や櫛、ボタン、彫刻品、日本刀の部品、各種装飾品など、用途は様々です。
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