前半の記事ではマルジェラが『異端』と呼ばれた理由や、有名コレクションについて解説させて頂きました。

後半は歴史に基づいて、個性的なジャケットスタイルをご紹介していきます。

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■マルタン・マルジェラの誕生

1984年、ジャン＝ポール・ゴルチエのショーに感銘を受け、デザインアシスタントとして1987年までの3年間のキャリアを積み、のちにデザイナーとして活躍するきっかけとなります。

1987年、ついに自身のブランド「MAISON MARTIN MARGIELA（メゾン・マルタン・マルジェラ）」を立ち上げ、パリの目印も何もないスペースに一番最初のショップをオープンしました。

衣服の再構築など常識を覆すクリエーションは話題を呼び、「デストロイ・コレクション」と呼ばれました。

■ジャケットスタイル

デストロイスタイルとも呼ばれたマルジェラですが、ジャケットスタイルにおいては「クラシック」がベースとなっています。

ジャケット、ニット、スラックスなどの着こなしがわかりやすいアイテムにペイント加工や裏にある縫い目を表に出すインサイドアウト手法を加えることでカジュアルに崩しています。

シンプルながら着回ししやすく、流行に左右されず長い時間使えるアイテムを取り揃えているのもマルジェラの特徴です。

■LYDIAの異端的、個性派ジャケット

▲学生服からインスピレーションを受けたマオカラージャケット。
レッドとブラックのコントラストが目を引きます。

▲こちらもブレザーからデザインを足した、マリンスタイルなジャケットです。
ホワイトサテンが爽やかなブルーと相性抜群です。

▲これぞ主役スーツ。
結婚式の新郎様用に制作させて頂きました。

▲人気のナポレオンスタイル。
一度は袖を通して見たくなるジャケットですよね。

▲ブラック、ホワイトのバイカラーで唯一無二なデザインスーツ。
ベスト、パンツもバイカラーとなっております。

▲お客様のイメージを元に、一からデータを作成して生地にプリントしたジオメトリック柄スーツ。
LYDIAを代表するフルデザインスーツとなりました。

今回はマルジェラの歴史や特徴を元に、LYDIAの個性的で豪華なスーツをご紹介させて頂きました。

時代に左右されることなく自分だけのオリジナルスーツを作って見ませんか？

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