スーツにとってなかなか厄介な季節、梅雨。この時期のスーツの手入れなどを解説します!
梅雨の時期になると雨が毎日のように続き、湿度が高くなります。
吸った湿気でウールの繊維が伸縮することで、生地に波うちが起こり、スーツの傷みの原因にもなります。
しっかり対処していきましょう!
濃い色を着る
雨に日には薄い色を避け、なるべく濃い色のスーツを着るようにすることをお勧めします!
薄い色は濡れた時に目立ちやすく、濡れていない部分との色の差が出てしまうためです。
実際に雨に濡れた時の対処法
雨に濡れた際に一番はやく対処しておきたいのが水分を落とすこと!ブラシやタオルを使い、すぐに水分を拭き取りましょう。
泥がついている場合は、上から拭いてしまうと繊維の奥まで砂の粒子が入ってしまうので注意して下さい。
乾いた状態になってからブラシや爪で汚れを落としましょう。
別々のハンガーに掛ける
水分を取ったら湿気の多い場所を避け、風通しの良い場所に干すようにして下さい。
ジャケットとパンツは別々のハンガーに干すことが大切です。
ジャケットは肩幅に合わせ丸みのあるハンガーを使用し、肩の部分にタオルを1枚はさむだけでス、ーツの内側にこもった湿気も取れやすくなります。
パンツは筒状に吊るして干すと乾きが早くなります。乾いたら、袖口を上に向け重みでシワをのばすようにすると綺麗に乾きます。アイロンスチームを掛けると、シワを残さずに乾かすことができます。
スーツを濡らさないのが一番ですが、湿気が高いこの時期では多少なりとも湿ってしまいます。生地をダメにしないように、適切なお手入れで梅雨の時期を乗り切りましょう!