今回はスーツの常識についてご紹介します!
先日、お客様にボタンの止める場所の話になった時、意外と認知されていないんだと再確認しました。
やはり、スーツをしっかりと着こなすためには知識も必要。サイズ感やトレンドも大切ですが、作法やルールを覚えることも重要です。
1.ジャケットやベストのボタンは一番下を開ける
アンボタンマナーといい、ジャケットやベストについているボタンは、一番下のボタンを外すことが基本とされています。中世のヨーロッパでは、ボタンは装飾品としての役割が強く、ジャケットを留めるものではなくデザイン重視とされていたことの名残になります。
一番下のボタンはあくまでも飾りとしてあり、留めるとジャケットのシルエットが崩れ余計なシワが入ってしまうことから、外すというマナーが一般的にも認識されています。
なんとなく知っていた方も、マナーの1つとして言葉を覚えておくと良いでしょう!
2.座るときはボタンを外す
決してマナー違反ではありませんが、座るときにはボタンを外します。
ジャケットのサイズは立ち姿を基準として作られています。
ボタンを留めたまま座ると余計なシワが入り見た目もよくありません。
また座った時はお腹が若干前に出るため、窮屈さも感じてしまいます。
打ち合わせや食事などの場面でも、立ち座りの動作が多いので注意しておきたいポイントです。
3.ポケットに物を詰め込まない(入れない)
スーツのポケットは、外側につくものはすべてデザインと考えてください。
そして、極力スーツのポケットには物を入れないようにしましょう。
財布など重みのあるものは内側と外側どちらに入れても、その重みでスーツの型が崩れてしまい、外から見た時も膨らみが分かり不格好です。
胸ポケットに装飾としてポケットチーフ、お手洗い用のハンカチなどは問題ありません。
手ぶらでのちょっとした外出時、ポケットにサッとしまいたい気持ちはわかりますが、そこはスーツの為に我慢しましょう。どうしても仕舞う際は内ポケットに入れてください。
4.靴下選び
靴下はダーク系を選びましょう。白の靴下はNGです。
基本は紺、グレー、黒などです。
そして、くるぶしよりも長いものを選びましょう。座った時など、素肌が見えてしまうのはあまり好ましくありません。
ふくらはぎ付近までの長さの靴下は、ずり落ちてきてしまうため、ひざ下まで長さのあるロングホーズタイプもおすすめです。
今回はスーツのマナー、常識について書かせて頂きました。
意外と知られていないルールも多いので、明日から気をつけてみるのは如何でしょうか?
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