LYDIA大阪では、他にはない生地の豊富さが最大の魅力となっております。今回は珍しい「和柄」にスポットライトを当ててご紹介!
■市松文様
大人気「鬼滅の刃」の主人公、竈門 炭治郎の衣装でよく知られる黒と緑のブロックチェックの様な柄を「市松模様」と言います。
縁起の良い柄としても知られていて、四角形が途切れることなく並ぶ模様には、子孫繁栄や事業拡大などの意味が込められているそうです。そのため市松模様は、古くから家紋などにも使用され、贈り物にも相応しい縁起の良い模様として多くの人に好まれてきました。
また、日本を象徴する伝統的な柄として、市松模様は東京オリンピックの公式エンブレムにも採用されたことでも有名です。
■麻の葉模様
主人公の妹、竈門 禰豆子は「麻の葉模様」の着物を着ています。
ピンク色でとても可愛らしく、コスプレをされる方も多いですよね。
「麻の葉文様」は、正六角形の対角線によってできる六つの正三角形の重心と各頂点を結ぶことによってできる星形文で、形が麻の葉に似ていることから、この名がつけられたと言われています。
平安時代の仏像の衣服にも使われており、仏教美術にも多用され、江戸時代に歌舞伎や浮世絵から若い女性を中心に流行しました。
■龍柄
雲に乗り空中を飛翔する、迫力のある龍を表した和柄生地。
カラフルなものが多い和柄の中でも珍しい、パープルを基調としたカラー展開がとても高級感があり、ミステリアスな印象です。
龍は鳳凰(ほうおう)とともに、古代中国で作り出された想像上の動物で、天に昇って雨を降らすと信じられました。その姿は、数種の実在の動物を組み合わせて作られており、角は鹿、頭は駱駝(らくだ)、爪は鷹(たか)をモチーフにしたとされています。
龍は特別な存在として古くから有名であり、陽のエネルギー、守護、そして経済的な繁栄の幸運をもたらす象徴とされてきました。
■牡丹
百花の王として尊ばれてきた牡丹。
日本には奈良時代に薬用として伝来した後、装束や工芸品の装飾文様として用いられました。その豪華さから富と権力の象徴ともされ、武士からの人気も高かったとされています。
牡丹の「丹」は不老・不死の仙薬を意味することから、不老不死、不老長寿という意味も持っています。
■洋(スーツ)と和(和柄裏地)の融合
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日本の伝統的な市松模様や龍柄などの和柄には深い歴史がある事を知って頂けたのではないでしょうか?
和風なグラフィックをスーツスタイルに取り入れるだけで、どこか新鮮で新しいスタイルを作ることが出来ます。
ファッションだけでなくインテリアなどでも和洋ミックスは流行しつつあります!
是非スーツ業界でも流行らせていきたいです♪