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革靴の種類とスタイル完全網羅!

2020.09.01

ファッション

良いスーツには良い革靴を合わせたくなるもの。

オシャレは足下からという言葉が浸透してしまっていることからも言える通り、靴のチョイスは非常に重要です。
種類が多くてどんなデザインを選べばいいかわからないという方向けに、
今回の記事では革靴の種類やスタイルについて解説していきます。

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■基本知識

初級者は、まずは「靴」「ベルト」「バッグ」の色味を揃えるのが基本です。全く同じ色でない場合は、濃淡にはこだわらず、「近い色味を組み合わせる」のがベスト!!

例えば、黒い靴ならばベルトもバッグも黒。バッグに関しては黒ならばナイロン素材でもアリです。
茶系でトーンを合わせるならば、ダークブラウンの靴にミディアムブラウンのベルト、赤身のある茶のバッグなどで統一感を図るとまとまります。

なお、中級者は色だけでなく「濃淡」も揃えると、さらに統一感が出て全身がすっきり引き締まった印象になります。茶系であれば、ミディアムブラウンで靴、ベルト、バッグを揃えると好印象です。さらに、色だけでなく素材のトーンも合わせると◎。例えばライトブラウンのスエードの靴ならば、ベルトもライトブラウンのスエードを合わせられれば上級者です。

■スタイル

『バルモラル』

バルモラルとは、腰革が爪先革の内側に縫いつけられていて、履き口が下方で開かずに、両方の腰革が真ん中でぴったりと合う形になったものをさします。その形から「内羽根式」と呼ばれております。

スコットランドの「バルモラル城」に由来した名称で、ビクトリア女王の夫君アルバート公が、1853年に考案した形といわれています。

英国的でクラシックな風格を感じさせるもので、英国ではこの形の靴のみをオックスフォード・シューズとよびます。

『ブルーチャー(ブラッチャー)』

外羽根式と呼ばれる「ブルーチャー」は、1815年頃に考案された軍靴のデザインが元になっています。腰革が両側から覆うデザインになっており、履き口が下方で開いているのが特徴です。

生まれについては2つの説があります。ひとつはドイツの靴職人、ブルーチャーという方によって作られたという説。

もうひとつは、プロシャ軍の元帥ゲファルト・レーバレヒト・フォン・ブラヘル(ブリュッヘル将軍という説もあります)が、軍靴用に考案したという説です。

ドレッシーなバルモラル(内羽根)に比べ、カジュアルでスポーティな印象をもつデザインなので、スーツでも合わせることはできますが、より相性がいいのは、ジャケパンスタイルです。

『サドル』

「サドルオックスフォード(Saddle Oxford)」なる正式な名称を持つものの、日本では略称の方が圧倒的に用いられているサドルシューズ。

簡単に申せば、甲に文字通りサドル、つまり馬の鞍状に独立した革を上から下までグルッと載せ、そこに鳩目を付けた状態の紐靴のことです。

このサドル部分の色や素材を変えてコンビネーションにするものが多いカジュアルスタイルです。

『スリッポン』

ヒモやバックルを用いずに着脱するタイプのシューズです。

フォーマルにも履けるプレーンなものから、ドレスアップもドレスダウンも出来る房飾りのついた「タッセル・スリッポン」、カジュアルな「ローファー」等、さまざまなデザインがあります。

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■デザイン

『プレーントウ』

プレーントゥは、つま先や甲に一切の装飾が施されていないシンプルなスタイルの革靴。1800年代に考案された歩兵用の編み上げ靴が起源とされています。

現在ではその汎用性の高さから、ビジネスユースだけでなくカジュアルなスタイルまで幅広いシーンで使える革靴として重宝されているデザインです。

『ウィングチップ』

つま先の革の切り替えに使われる革片(チップ)が、翼(wing)のような形をしているので、この名がつけられました。

靴全体にメダリオンやパーフォレーションなどの穴飾りを施しているものが一般的で、ビジネススタイルから休日の着こなしまで幅広く使用できるのが魅力です。

『Uチップ/Vチップ』

U字、V字形の革片(チップ)を甲の切り替えに用いたデザインです。
丸くカジュアルなUチップに比べ、Vチップの方がドレッシーな印象で、オシャレなビジネスマンに人気です。

『モンクストラップ』

モンクストラップは修道士(モンク)が履いていた革靴に似ていることから、この呼び名が定着しました。

ベルトで固定するデザインのためフォーマルなシーンには向きませんが、固くなり過ぎないデザインでビジネスシーンでも人気が高いです。

ベルト2本を施した、ダブルモンクストラップというデザインも人気です。

『ローファー』

「ローファー」とは怠け者という意味があり、その名前の由来はスリッパのように履けるデザインのためとされてきました。

大きな特徴は、コインの挟めるストラップがついていること。そのため、「ペニーローファー」とも呼ばれます。(ちなみにペニーとは1セントコインのことで、かつてコインをストラップのスリットに挟むオシャレが流行したことがありました)

現在では、ドレッシーなデザインのローファーも作られており、 カジュアルだけでなく、あらゆるシーンで履かれるポピュラーなシューズです。

『タッセル』

タッセルとは房飾りのこと。
それを甲の中央に飾り付けた靴の総称です。モカシンタイプをタッセルスリッポンと呼びますが、つま先にウィングチップをつけたウィングタッセルと呼ばれるものもあります。

■靴紐の通し方

靴紐は、見た目の演出だけでなく、機能的にもとても重要なパーツです。
履くときには、ヒモを緩めて足を入れ、しっかりとヒモを締めて、十分にヒモを緩めてから靴を脱いでください。

ヒモを締めたままで靴を履いたり、脱いだりすると靴を傷める原因となるほか、きちっとしたフィット感が得られず、歩き心地にも影響します。

■まとめ

革靴は、すこしデザインや色が違うだけで雰囲気がガラッと変わり、フォーマルにもカジュアルにもなります。

選ぶのが難しく感じるかもしれませんが、たくさんあるなかから自分好みの一足を見つけるのも、革靴の醍醐味のひとつです。

そして大人の男性として上品なコーディネートには必須のアイテムです。

手入れをしっかり行っていれば長く使うこともできるため、ビジネスシーンやフォーマルシーンだけでなく、プライベートなシーンでも革靴を使ってシックなコーデを楽しんで下さい。

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