日本人なら誰もが憧れるイタリア人特有のファッションセンス。
特にスーツスタイルといえばイギリスとイタリアが主流ですよね。
今回ご紹介するのは、イタリアの洒落者たちの十八番である、流行に左右されず長年愛されるカラーコンビネーション、『アズーロ・エ・マローネ』。
昔からイタリア人から愛れている、上級者によるコーディネートの絶対方式について解説していきます。
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■『アズーロ・エ・マローネ』って何?
イタリア語で『青』を差して呼ぶ言葉が「アズーロ」といいます。
そして、「マローネ」は「マロン」で『栗色』のことです。
「青と栗色(茶色)」を表すと、「アズーロ・エ・マローネ」。
凛とした雰囲気を醸し清潔感のある寒色系の青と、コロニアルでマイルドな雰囲気を醸す暖色系の茶の組み合わせは、絶妙なコントラストでありながら、上品さと奥ゆかしさを感じさせるとされています。
『青』と『栗色(茶色)』のそれぞれの特性を活かすことが出来るので、スーツスタイルだけでなく様々な場所で取り入れる事が出来るのが魅力です。
■LYDIA 流 組み合わせ方
『ネイビー×ライトベージュ』
知的さやスタイリッシュさを演出できるピンストライプスーツに、淡いベージュでカジュアルダウンさせたデザイン。
きっちり感だけでなく、程よい抜け感が出ていますよね。
青と茶は正反対の印象を与える色同士なので、メリハリがしっかりした色合わせとなります。
『ベージュ×ロイヤルブルー』
生地自体のカラーリングに、同系色の裏地で統一感を出した組み合わせ。
メインの生地である華やかなベージュに、爽やかさと落ち着きを感じさせるブルーを合わせる事で、より洗練された印象になるのがわかります。
お互いに引き立てる色であるため、バランスはまとまりながらも魅力的なイメージに仕立て上がりました。
■伝統的な合わせ方を楽しもう
今回はスーツ単体でのご紹介でしたが、『アズーロ・エ・マローネ』の魅力は多くのファッションに活用されています。
中でもネクタイやベルト、革靴のカラーリングなどの小物からデニムのスティッチまで、私達の身の回りにある装飾品にも、伝統的な絶対方式が使われているという事です。
頭の片隅に覚えておくだけで、今後のコーディネートに役立つこと間違いなしです。
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