2020.07.13
ファッション
皆さんはスーツ用語と聞いてどんな言葉を思い浮かべますか?
ラペル?セッパ?知らないと恥をかいてしまうことも…
男前を格上げする理想的なスーツをゲットするには、基礎知識が必要です。スーツのパーツやディテールを知り、基本用語をしっかり覚えれば、店頭でのスーツ選びに役立つこと間違いなし!
1.カラー
上襟のこと。ジャケットの首にあたる襟部分です。
「カラー」がぴったりと首筋に吸い付いていることが、自分のサイズに合うジャケットと言われています。
ショールカラーとは上襟とラペルが繋がっている襟で、下襟が丸くカーブしているのが特徴です。主にタキシード向けの襟で、その形から「へちま襟」と呼ばれることもあります。
2.ラペル
下襟のことで、この幅や角度を変えることでスーツの印象が変わる重要な部分です!
ラペル幅は細いほど若々しく、太いと貫禄のある大人っぽいイメージになります。最近のスーツはシルエットも細身なので、ラペルも細いデザインが多いですが、あまり細いモノはモードっぽく見えてしまうので、ビジネススーツには適度なラペル幅が望ましいとされています。
3.ゴージライン
ジャケットの上襟と下襟(ラペル)を縫い合わせるラインのこと。
ラペルの幅と同様に、この位置と角度でジャケットの表情は大きく変わります。
ゴージとは”喉”の意味。これは立ち襟が主流の時代、このラインが喉の部分に来ていた事が由来とされています。
4.ラペルホール
別名を「フラワーホール」「ブートニエール」といい、文字通り本来は本当に花を指しておしゃれをするために空けられた穴でした。
ブートニエールはフランス語では「ボタン穴」、英語では「ボタン穴に挿すお花」という意味です。
今ではスーツをよりオシャレに楽しむ為に、ホールに付けるアクセサリーが多数存在しますよ♪
5.チェンジポケット
「チェンジ」とは、お釣り・小銭のことで、チェンジポケットとは、右側の腰ポケットの上部に取り付けられている小さめのポケットのことです。
切符を入れる用として「チケットポケット」と呼ばれることもあります。デザイン性を重視される方に好まれ、こちらをプラスする事でより一層オーダー感を出す事が出来ます。
6.本切羽(ほんせっぱ)
ジャケット袖のボタンを開けられるモノと、開けられないモノがありますが、開けられるモノを「本切羽」といいます。
実用性というよりも、あくまでディティールのこだわり仕上げとして人気のオプションです。両袖で一番下だけボタンをはずしてオシャレを楽しんでいる方もいらっしゃいます。
7.ベント
後ろ身頃の裾に入る切れ込みのこと。動きやすさや着心地を向上させるためのディテール。
このベントにはいくつかのデザインがあり、スーツのシルエットや見た目の印象が変わってきます。
爽やかでスポーティーな印象するならセンターベント、威厳や風格を演出するならサイドベントがおすすめです。
8.背抜き、総裏
ジャケットの背中部分の裏地を、肩のあたり以外省いたものを「背抜き」、内側の全体に裏地がついているのが「総裏」です。
春夏物は『背抜き』、秋冬物は『総裏』の裏地仕様になっているのが一般的ですが、暑いのが苦手な方は年中背抜き仕様がいいと言われる方もいたり、お気に入りの裏地なので総裏にしたいというような、様々な選択方法があります!
9.パイピング
ジャケットのカラー、ラペル、フロント線や、胸ポケットを別生地やバイアステープなどを装飾用に使い、縁取りしたデザインのジャケット。
生地とパイピングの選び方によってジャケットの雰囲気を大きく変えれるのも、オーダースーツならではの楽しみ方です。
10.ステッチ
ステッチは縫い方や縫い目のことを指します。
オーダースーツの顔ともいえる襟元は、全体の印象を左右します。デザインの種類も様々あり、ステッチ有り、無しでは、スーツ全体の印象も変わってきます。
基本的には、ビジネススーツには、ステッチを入れ、ラペルの形を綺麗に見せると、上品で清潔感のある雰囲気になります。デザインの種類はまた別の記事で詳しく解説させて頂きます。
スーツ用語を覚えて出来る男をアピールしよう!
代表的なスーツ用語をご紹介させて頂きました。
今回の記事の用語はごく一部ですが、知っておくと便利な場面は必ずあります!
『いい歳してそんなことも知らないんだ…』なんて、女性をガッカリさせてはいけません。いつでもスマートにいい男である為に最低限の用語は覚えておいて損はしませんよ。
2020.07.13
お知らせ
ここでは、LYDIA ONLINE SHOPでのオーダー方法をご紹介します。
こちらをお使い頂ければ、どこでも、いつでも、ネットで好みのオーダースーツ をご購入頂けます。
初めてのお客様には、まず採寸をさせて頂き、サイズの登録をいたします。
採寸は御来店頂くか、出張(エリア内に限る)で採寸させて頂きますので、お気軽に一度お問い合わせ下さい。
※未採寸の場合でも、採寸より先にネットで生地やデザインをお決め頂くことも可能です。
▼採寸なしのオーダーも可能▼
現在お使いのスーツをLYDIAに送って頂き、そのスーツを採寸させて頂きオーダースーツを制作することも可能です。デザインによっては直接採寸させて頂く場合もあります。
採寸がお済みの方や、一度でもLYDIAスーツをお買い求め頂いたお客様は、このままネットでオーダーしてご購入頂くことができます。
LYDIA ONLINE SHOPでは下記の3パターンのオーダー
をすることができます。
1.ネットで生地やデザインを選択しご購入。
2.お電話でスタッフと生地やデザインを打ち合わせしてご購入。
3.モデル着用のスーツをそのままご購入。
それでは各パターンのご購入方法をご案内いたします。
1.ネットで生地やデザインを選択しご購入。
①ご購入されるアイテムをお選び下さい。
※必ず生地からではなくアイテムからお選び下さい。
②ご希望の生地をお選び下さい。
絞り込み機能から、【 カラー,シーズン,柄・パターン,シーン,機能】で絞り込んで頂くと、ご希望の生地が見つけやすくなります。
※生地選択でお悩みの際は、LYDIA instagramの制作実例やスタッフにお問い合わせ下さい。お客様にぴったりの生地をご提案致します。
③スーツのデザインカスタムをお選び下さい。
お好みの生地をクリックいただくと下記の画面(PC版)が表示されます。
そこから好みのスーツデザインをそれぞれカスタマイズして下さい。
※カスタマイズしたい箇所のみで結構です。
最終確認の際にスタッフと一緒に選択・変更出来ます。
カスタマイズ後に【カートにいれる】をクリック下さい。
④レジに進む
買い物かごが表示されます。
ここでは、カートに入れた商品をレジに進む前に確認することができます。
ご確認頂けましたら【レジに進む】をクリックして下さい。
表示価格はお見積もり金額ですので確定金額ではありません。
システム上、有料オプションの選択で重複してしまうことがあります。
⑤ログイン
ログインされてからのご購入頂いている方は次にお進み下さい。
はじめての方は、下記の二つからご購入頂けます。
・新規会員登録してご購入する
・会員登録せずに、ゲスト購入する
⑥ご注文確認
連絡先,送付先,配送方法,お支払い方法をご確認ご選択下さい。
クレジットカードでのお支払いをご希望の方はメール決済をご選択下さい。
⑦ご注文完了
⑧ご注文最終確認
スタッフがご注文内容を確認し、最終確認の為にご連絡させて頂きます。
こちらで各カスタマイズの最終調整を行いますので、ご要望がございましたらお伝え下さい。変更・追加も可能です。最後まで妥協なく制作させて頂きます。
⑨御請求書送付
⑧のスタッフとの最終確認後に正式な金額をお伝えした後に、請求書を送らせて頂きます。
⑩ご入金確認後制作開始
完全前金制ですので、ご入金確認させて頂いた後に制作に入らせて頂きます。
納品
制作開始後、約30日で納品可能です。
お届きになるまで、少しお待ちください。
2.お電話でスタッフと生地やデザインを打ち合わせしてご購入。
LYDIAのスーツプランナーの意見を参考にしながらオーダーが出来るサービス
【電話でオーダー】をご案内致します。
ネットでオーダーするのが面倒な方は、ノープランでお電話頂いてもOKです。
生地だけ決めて頂いた後にお電話頂くとスムーズに打ち合せ可能です。
3.モデル着用スーツをそのままご購入。
こちらでは、各モデルが着用しているオーダースーツをそのままご購入することができます。気に入ったデザインのスーツがあれば面倒なカスタマイズ選択も必要ありません。LYDIAだからこそ出来るオーダースーツや衣装が多く揃っております。
以上、3パターンでのLYDIA ONLINE SHOPご購入方法のご案内でした。
少しでも迷った時や、不便に感じた時は迷わずにお気軽にお問い合わせ下さい。
どんな些細なことでも結構です。
お客様を弊社のオーダースーツで活躍していただく事を全スタッフ一同、心より応援しております。
2020.07.12
ジャケット
ベントとはスーツの裾の切れ込み(スリット)のことを表します。
ベントはおもに「センターベント」「サイドベンツ」「ノーベント」の三種類に分かれます。
センターは1本なのでベント、サイドは2本あり複数なので複数形のベンツになります。
センターベント
「センターベント」はもともと、乗馬する際に、上着の裾幅が狭いことで窮屈になるのを防ぐために考案されたといわれています。そのため「センターベント」は「馬乗り」と呼ばれることもあります。
細身スーツやジャケット丈が短めのスーツなら「センターベント」がおすすめです。身体動作に合わせてサイドが広がるのを最小限に抑えられるため、腰まわりがシャープに見えるのでスリムシルエットとの相性が良いデザインです。
アメリカンスタイルのスーツや既製品のビジネススーツの多くには、この「センターベント」が取り入れられている事が多いです。
サイドベンツ
「サイドベンツ」は、かつて腰に帯刀が許された時代、騎士たちが剣を抜く際に上着が邪魔にならないように取り入れられたものだといわれています。「剣吊り」という別名があるのはそのためです。
優雅で威厳のあるイメージで着こなすならば、「サイドベンツ」がおすすめです。他の機能面では両サイドに切れ目が入っているため「センターベント」よりも座りやすい、動きやすいなどのメリットがあります。
ブリティッシュスタイルのスーツやダブルスーツなどに多く取り入れたものが多いようです。
ノーベント
「割り」を避ける祝い事ではこのノーベントが縁起的にも好まれており、礼服やタキシードなどのフォーマルなスーツに多く見られます。
派手さが求められないフォーマルな場などで着用するくらいで、ビジネスシーンではほとんど見られません。
まとめ
ベントで個性を出せますし、使い分けることで、その場に合ったドレスコードを行うことが出来ます。是非後ろ姿に拘ってみてはいかがでしょう
最終的にどれを選ぶかは…自由です!
好みで選んで頂いて構いません。
2020.07.12
ファッション
種類を知っていて損はない、スーツボタンの種類
オーダースーツを制作する際に手を抜きがちなのがボタンの選び方。デザインとしての重要性はもちろん、機能性を大きく左右することになります!ボタンの選び方でオーダースーツはどのように変化していくのか、ボタン選びのポイントと一緒に紹介します。
たかがボタン、されどボタン
スーツのボタンは、ジャケットのフロントと袖の部分、ベストのフロント部分、パンツのフロントとポケットの部分についています。
ジャケットのフロントボタンは20mmを使うのが一般的で、スーツについているなかでは一番大きく目立つボタンです。
ボタンの素材や色は、ついている場所に関わらずすべて合わせるのが定番です。ビジネス用、パーティ用などでボタンの選び方は大きく変わっていきます。
1.ナットボタン(天然素材)
南米のエクアドル原産の、「タグワ椰子」という椰子の実の種が原料です。
原料の種の部分は鶏の卵を一回り大きくしたような大きさで、外側は茶褐色、内側は乳白色をしています。この内側の乳白色の部分を輪切りにして、加工することでボタンが出来上がります。
また、ナットボタンを薄く染めると、経時変化で色が濃く変化していきます。その変化を味わうのも、ナットボタンの魅力です。
2.貝ボタン(天然素材)
貝ボタンの主流は時代とともに変化しますが、現在主流の素材は高瀬貝と黒蝶貝、そのほかには茶蝶貝、アワビなどが素材として使用されます。貝ボタンの中でも最高級品とされるのが白蝶貝のボタンです。
白蝶貝は真珠を育てる貝なので、白蝶貝からできるボタンも真珠のような純度の高い白さと光沢を持ちます。その美しさは宝石をボタンにしているようだと言われるほどです。自然素材なので耐久性には弱いですが、熱に強いといった特徴があります。
3. 水牛ボタン(天然素材)
水牛ボタンは本水牛ボタンとも言われ、水牛の角を原料にしたボタンです。色が取れる水牛の種類によって値段が異なるのも水牛ボタンの特徴で、ボタンの中では最高ランクとして扱われるものになります。透明感のあるボタンが高価で、黒に近づくと安価になります。また熱や水には弱い素材ですので、ホットプレスやタンブラー乾燥、水洗いをするとボタンの油分が失われツヤ落ちや割れの原因になることがあるので取り扱いには注意しないといけません。
4.プラスチックボタン(加工素材)
一般的によく見かけるのがプラスチックボタンです。樹脂の種類によってポリエステル、ユリアボタンとわかれます。
頑丈で使い勝手が良いのが特徴で、高級な素材も良いけれど、スーツのボタンは頑丈な物が使いやすいという人にもおすすめです。プラスチックボタンは大量生産が可能なため、手頃な価格で手に入りやすいのが特徴で、ポリエステルやユリアボタンは水牛や貝などの質感の再現性に優れており、耐衝撃性や耐熱性も抜群です。
5.メタルボタン(加工素材)
メタルボタンは高級感や重厚感を演出できます。金属製の腕時計やアクセサリーとの相性も良く、コーディネートに統一感が出せるでしょう。既製品やメーカー品だと柄が彫刻されているものが多いです。
エンブレムや碇、ライオンや馬など雄々しいデザインのものが多いのが特徴で、暗い場所でも光を集めることが出来るのでボタンをアクセサリー感覚で魅せることが出来ます。
他のボタンと比べて凹凸があるので、削れや欠けなどには気を付けなければいけません。
シーンから見るボタンの合わせ方
1. 場所を選ばないフォーマルスタイル
冠婚葬祭やビジネス用としてどんな場所にも着ていけるスーツといえば、ブラックやダークネイビーが主流です。落ち着きのあるカラーには同系色のボタンを合わせましょう。
また、同系色のボタンでも艶ありと艶なしで印象が変わるので、好みに合わせてチョイスするといいでしょう。
2. パーティスタイルには煌びやかなメタリックボタン
知人とのパーティ、結婚式など特別な日に着るスーツにはキラリと光るメタリック系のボタンがお勧めです。
ゴールド、シルバーに加え、アンティーク調、つや消しの色、ブラック系など様々なカラーがあるので派手な生地にも負けない豪華さがあります。
シンプルな無地生地でもこのようなボタンを合わせることで一気に華やかなパーティスタイルに仕上がります。
3.カジュアルに着たい方は思い切ってホワイトボタン
スーツだからといってキッチリ感を出し過ぎるのは苦手…
そんなお悩みはホワイトカラーのボタンで解決出来ます!
上の画像をみて頂ければわかるように、同じ生地でもボタンをホワイトやアイボリーにするだけで全体の印象が軽やかになります。
フラワーホール、セッパ糸も同様の明るいカラーで合わせるとさらに統一されたカジュアルスタイルを作れます。
知っておこう。ボタンの留め方
ジャケットの一番下のボタンを留めている方をときどき見かけますが、一番下のボタンは飾りです。
男性の場合、上着やベストの「一番下」のボタンは留めないという「アンボタンマナー」があります。
2つボタン、3つボタンにかかわらず、一番下のボタンは留めてはいけません。
一番下のボタンは「飾りボタン」と呼ばれ、留めないのが正式なスーツスタイルのルールです。
また、座った時はジャケットのボタンを外すのがマナーです。ボタンを留めたままですと、皺が寄って見た目が悪くなります。「座った時はボタンを外し、立ち上がった時にさりげなくボタンを留める。」、スーツスタイルのマナーを知っている人ならではの仕草です。
ベストのボタンも同じで、一番下のボタンは留めません。
なぜアンボタンマナーというものがあるのか?
それはいかにスーツを美しく着るかが重要になってきます。
もともとスーツの作りとして、フロントボタン全てを留めるデザインとして作られておらず、一番下まで留めてしまうとウエスト部分にシワが寄ってしまい、せっかくの美しいラインが台無しになってしまいます。
★アンボタン マナーの例外
①レディーススーツはメンズに比べて丈が短く作られてるものが多く、ボタンを全て留めたとしてもラインが崩れません。ビジネスシーンで用いられる女性用のスーツは、2つボタンもしくは3つボタンが一般的。ボタンの数に関係なく、すべて留めるのがマナーとされています。
② 就活生も同様アンボタンマナーがベターですが、ビジネススーツとの大きな違いは着席時もボタンを留めたままで問題ないという点。慣れないうちだと席を立ったときにボタンを留め忘れてしまったり、留める仕草が不自然になったりする恐れがあるからです。
また、面接官が着席時のボタンマナーをチェックしている可能性も極めて低いため、留めたままにしておくのが無難でしょう。
③ スリーピーススーツのジャケットは、2つボタン・3つボタンに関係なく「フロントボタン全開でベストを見せることがマナー」とする説がありますが、アンボタンマナーに従えばフロントボタンを締めても構いません。
まとめ
スーツのボタンについて新しい発見があったのではないでしょうか?
ボタンはただの道具ではなく装飾具としての役割も持っているため、スーツに使われているボタンの種類もサイズもたくさんのバリエーションがあります。
そして合わせ方ひとつでスーツをオシャレにも上質にも見せることができるのです。自分だけの格上げスーツが完成したら、どんなシーンでも恥をかかないように、ボタン マナーもキッチリおさらいしておきましょう。
2020.07.11
ジャケット
スーツにおけるラペル(下襟)の種類と与える印象とは?
ラペルは顔付近にあるため、視線が集まりやすく見た目の印象を左右すると言われています。
ディテールの中でも特に重要なパーツであり形や大きさ、角度を変えることで自分の用途や体型に合わせて選ぶことが出来ます。
ラペルには大きく分けて3種類ありますのでご紹介させて頂きます。
1.ノッチドラペル
剣先が上を向いて尖り、ピーク(山頂)のような形に合っていることから、この名がつけられました。
ピークドラペルを日本語にすると、剣襟、もしくは両前背広襟。後者の名前からもわかるように、ダブルジャケットではこのラペルバリエーションが主流です。
パーティシーンや、華やかさを優先させたい方の多くはこちらを好まれます。
3.セミノッチ、セミピーク
ノッチ、ピークが変形したもの。
上襟部分とは角度つけられているため絶妙な隙間があるのが特徴で、マイナー感があることから個性的で洗練された印象を与えてくれます。
また、セミピークドラペルは通常の鋭角に尖ったピークよりもやや横に流れるような剣衿はなんとなく優しい印象になるので、ピークに挑戦しづらい方にもお勧めできるデザインです。
ラペルの幅を変えるとどうなる?
1.ナローラペル (細めラペル )5〜8㎝
モードブランドの細身スーツによく見られるのがラペル(下襟)が細いデザイン。
スーツの流行としては徐々に過去のものになりつつありますが、スリムな方や小柄な方にはこちらの方がバランス良く見えます。
また、お若い方もこちらを好まれることが多いです。
2.レギュラーラペル (標準ラペル )8〜9㎝
ダブルブレストのスーツやジャケットも幅広ラペルが基本となっており、定着の傾向を見せています。
流行テイストの影響を強く受けるセレクトショップに並ぶスーツにも当然その傾向があり、最も一般的で多くの人に選ばれるタイプと言えるでしょう。
3.ワイドラペル(幅広ラペル)9〜10㎝
膨よかな方や、筋肉質の方にぴったりなサイズ感となっております。
LYDIAではイベント衣装や結婚式のタキシードをご制作させて頂くことも多いのですが、その際にはインパクトのあるワイドラペルをお勧めしております。
自分に合ったラペル 幅を見つけよう!
2020.07.10
ファッション
裏生地はどう選べばいいの?
裏地は着用時は基本的には見えないので、オーダースーツで選んでいただくアイテムの中では、最も自由に好みや個性を表現できます!
お客様のモチベーションが上がる柄や色の裏地だったらなんでも良いと思うのですが選択肢が多く、なにか基準があった方が選びやすい方もいらっしゃいますので、裏地選びのポイントをいくつかお伝えします。
1.生地と同系色で統一感を出す
初めてオーダースーツを作られるお客様の悩みどころでもある裏地。
定番の選び方は生地と同家色を選択するのがベストです。
また、同系色でもワントーン明るめ暗めなども統一感が出せます!
どんなカラー同士が合うのかわからない、想像出来ない…
オーダースーツ入門者はまずはここから。
2.生地のデザインと同じ色にしてみる。
スーツ生地に色付きのラインが入っている場合、(チェックの格子の色等)そのラインと同じ色か近い色味の裏地を合わせるのもお勧めです。
これは少し難易度が上がりますが、このパターンを使えば【柄&柄】の上級者コーデも出来ますよ。
3.事前にネットなどで規制スーツを見てイメージを決める。
人と差を付けたいし、生地と同系色は面白みに欠けるかな?
そんな方には各ブランドのスーツデザインをチェックしておくのもお勧めです。こんな合わせ方あるんだ!という自分好みの組み合わせを実際に見て想像出来ます。特に、LYDIAの裏地はなんと1000点もの種類から選択可能。
『ネットで見かけた面白い裏地、LYDIAで見つけた!』
そのようなお声もよくお聞きします。
まとめ
ある程度は、自由な組み合わせで楽しめる【スーツの裏地】ですが、スーツとの相性が一番重要になってきます。
ドレッシーなスーツは上品な落ち着いたカラーを合わせ、パーティーなどに着ていく特別な1着は、個性的な柄で楽しんでこそオーダースーツの楽しさがあります!
スーツを脱いだ時にチラリと見える裏地は、第二の主役といっても過言ではございません。
当店にはカップルでご来店されるお客様も多いのですが、女性が一番目をキラキラさせるのは裏地を選んで頂いてる時なんです。
普段見えていない場所もしっかり拘っているという一面が、大人の男性の魅力を感じさせるそうですよ。
裏地選びも楽しんで、特別な一着を作りましょう!
2020.07.10
ジャケット
この記事ではそれぞれのスーツが与える印象と、なぜそうなったのか?
歴史を遡って説明させて頂きます!
■こんなにも印象が変わる!?それぞれの印象
シングルとダブルでの違いを簡潔にいうと、ボタンの配列と付いてるボタンの数です!
【シングルスーツ】ボタンの配列が1列、2つボタンが主流
【ダブルスーツ】前ボタン配列が2列、6つボタンが主流
1.シングルブレスドスーツ
シングルブレストは、ジャケットのフロントボタンが縦一列に並んで仕立てられているスーツのこと。
ボタンの数によって2つボタンスーツ、3つボタンスーツ、段返り3つボタンスーツなどに分かれています。低身長の方や、短めの丈感をお好まれる方には1つボタンをお勧めすることもあります。
ベーシックな2つボタンのシングルブレストは、他のボタン数のスーツやダブルブレストよりもVゾーンが深いため、欧米人に比べて頭の割合が大きい日本人をスマートに見せることに役立ちます♪
着用シーンはとくに制限がなく、フォーマル、ビジネス、パーティにも合わせて着こなすことが可能です!
2. ダブルブレストスーツ
ダブルブレストは、ジャケットのフロントボタンが縦二列に並んで仕立てられているスーツのこと。
フロントボタンの数によって4つボタンスーツ、6つボタンスーツなどに分かれています。
また、フロントボタンの配列で
【オールインライン(平行に並んだボタン)】
【スプレッドアウト(V字型に並んだボタン)】
に分かれ、配列によって飾りボタンが用いられるため、下記のように様々な種類に分かれています。
シングルブレストと同じく着用シーンに制限はなく、フォーマル、ビジネスにも活用して頂けますが、重厚感のあるデザインで華やかな印象に感じられる方が多いため、パーティシーンで活躍の幅を広げています!
ひと昔前は大人の男性が渋く着こなすイメージが強かったのですが、近来はあえてお若い方が「貫禄を出したい」という理由で選ばれるということも増えてきていますよ♪
■シングル、ダブルの歴史に迫る
シングルブレストのスーツは、元々モーニングコートやフロックコートをラウンジなどでカジュアルに着こなす、貴族階級の平服として1860年頃に誕生したものです。
軍服→オーバーコート(今で言うコート)→フォーマルウェア→ラウンジスーツ(今で言うスーツ)という流れ
【20世紀に入る前後】
ダブルのスーツジャケットが発明され、1920年頃にはダブルの服が大流行し、様々なアレンジが加えられていきました。
【1960年頃】
海外では3つボタンが再び流行し始め、バブルの時代にはやや着崩したルーズなスタイルのダブルスーツが流行!
現在20代〜30代の方々は、昔の家族写真に注目してみて下さい。かなりの確率でお父さんがゆったりとしたダブルスーツを着ているはずです!
【2000年頃に突入するまで】
若者はシングルの2つボタン、ミドルエイジはシングル3つボタンが主流でした。
【2007年頃】
有名ブランドの多くがダブルスーツを変形させたようなデザインジャケットを発売したこともあり、ヤング世代もダブルジャケットを着用することが多くなってきました。
■流行りが逆戻り!?オーバーサイズジャケットの魅力
もともと紳士服であったジャケットスタイルは時代と共に形を変え、カジュアルな場面でも着用され、人々に親しまれています。
近年では1960年頃主流となっていた『ビッグシルエット』のジャケット着こなすスタイルが増えています。
またパンツシルエットに感してもワイドなものが増えつつあり、程よい抜け感とエアリーな着こなしを楽め、こなれた感を演出出来るのが人気の秘訣♪
体の体形を隠すことによって中性的になり、温和な雰囲気を身にまとうことが出来ます。
実用面では夏場には通気性が良くなり涼しくなるメリットもあります!
カッチリとした印象はオフィススタイルには欠かせない重要なイメージですが、それとは対照的に休日はビックシルエットを着こなしやわらかな印象にするのもいいでしょう♪
着る服装、シルエット次第で気持ちのオンオフの切り替えるのはとてもいいことです。
■時代と共にスーツの着こなしを変えてみる
私たちの日常の一部でもあるスーツは、長い歴史と多くの人達の手によって、より機能的にかつスタイリッシュに変化してきました。『流行』という言葉を使えば簡単に聞こえてしまいがちですが、常に新しいものを取り入れることは常に自分が進化し続けるということです。
LYDIAでは今まで見たことないようなデザインの思想と、お客様のご要望を最大限形にするという理念があります。奥深いスーツの歴史の中のひとつとして、常に進化し続けるオーダースーツ屋でありたいです。
2020.06.14
ファッション
はじめに
本年度の成人式を迎えるにあたり、新成人の皆様おめでとうございます。
成人式といえば一生の思い出に残る大切な1日になることは間違いありません。高校卒業し、少し大人になってから会う地元の友達たち…
昔話や現状報告、将来の夢の話、大いに盛り上がることでしょう。
そんな特別な日をLYDIAの【オーダースーツ】で最高の1日にして頂きたく思います。
今なら成人式特典付き!(最後まで見てね)
成人式でお揃いオーダースーツ増加中
成人式を迎えるにあたり、一番の悩みとなるのが“当日の服装”になります。毎年、「成人の日」になるとTVメディアのニュースにも取り上げられる服装を見てみると、男性は、スーツ・袴の2つが一般的なスタイルになります。
クラスで人気者だった人や目立っていた人の多くは、袴が主流でした。
しかし、現在の成人式で流行りの兆しを見せているのが、オーダースーツなのです。
それも皆様がお揃いスーツを来る。
これが成人式の新たな主流になりつつあります。
袴のデメリットが原因か?
なぜ袴が少なくなってきているのか?
■その一(マイナスイメージ)
成人式と言えばTVでよく流れる【暴れる新成人】が風物詩になっています。
その暴れる新成人の多くが袴を着ているイメージを持っている方が多く、そのマイナスイメージが減少の要因の一つです。
■その二(二次会)
成人式で最高に盛り上がる時間が二次会でしょう。
その二次会に袴で行かれる方は少ない、いやほとんどが着替えて参加することになります。その際の着替えの時間や場所の面倒くささ、みんなとの一体感がなくなる等の理由あります。
■その三(レンタル)
袴を着られる方のほとんどがレンタルだと思います。
その際にサイズが合わない、気に入った柄の在庫がない、汚した等の弁償費用などレンタルならではのデメリットが多いです。
etc..
オーダースーツのメリット・デメリット
■メリット1
オーダーメイドので、ご自身のサイズにフィットしたものが制作できる。
■メリット2
誠実感や清潔感がありイメージや印象が良くなる。
■メリット3
レンタルではないので、その後も使用できる。特に結婚式に招待されることが増える年代になると思いますので結婚式の服装として重宝します。
etc..
▲デメリット1
金額がレンタルの袴よりかは少しかかる。
▲デメリット2
出来上がりまで完成品がどうなるか不安。
▲デメリット3
完成まで時間がかかる
etc..
まとめ
成人式は一生に一度です。
袴でもオーダースーツでも双方メリット、デメリットはあると思いますが、悔いの残らないように好きなものを着て頂き最高の1日にしていただければと思います。LYDIAでのオーダースーツ では絶対に悔いは残させません。
成人式特典
①2020年10月末までのご購入で10%OFF
②さらにお揃いコーデ(2名以上)で+5%OFF
②弊社スタジオでの前撮り写真撮影プレゼント
③お好きな小物1点プレゼント
オーダーまでの流れ
①採寸
②スーツ生地・デザインのヒアリング
③ご入金
④制作開始
⑤納品
※約1ヶ月程で制作可能です。
まずはお問い合わせください。
2020.06.08
タキシード
結婚式やパーティーなどで活躍するフォーマルオーダースーツ。LYDIAでは、特別なひとときにふさわしい特別な一着をオーダーいただけます。
結婚色ではレンタルの方が多いのは事実ですが、意外とオーダーメイドする新郎様も増えてきています。一生に一度だからこそご自身の個性を生かした最高のスーツを制作させて頂きます。
特別な日だからこそ
結婚式において、タキシードをオーダーにするメリットは、実は多くあります。
□自分にピッタリなサイズ
オーダーでタキシードを仕立てる最大のメリットは、自分にピッタリと合ったサイズに仕上がるということです。既製品を買う場合やレンタルなどでは、なかなかそうもいきません。
また、仮に既製品のサイズがそこそこ合っていても、背中のツキじわや、前身頃のタスキじわなど、そのひとの体型による部分的な見た目の不具合が出ることがあります。
オーダーであればそれを体型補正をかけて修正や緩和ができます。身体に合っていると、見た目だけではなく着心地も快適です。特にタキシードのように、それ自体が堅いフォーマルな場で着用するものには、快適な着心地が求められます。
□こだわりの生地とデザイン
タキシードをオーダーする場合、まず生地にこだわることができます。一見同じように見えても、比べると全然違うものです。触ってみて、顔映りも考えて吟味し、納得のいくものを選べるのはオーダーならではの贅沢でしょう。
また、オーダーであればデザイン面でも好きなものを選べます。タキシードに使われるデザインは何種類かありますので、自分のイメージに合うもの、似合いそうなもの、個性的なものを選べるメリットはレンタルにはないものです。
PRICE : ¥80,000〜
制作までの流れ
フォーマルオーダースーツの場合は、特別なオーダーになるため、
【御来店頂いてのオーダー】【出張オーダー】のみの対応となっております。
①イメージ画像をお送り頂く、または打ち合わせ、採寸
②打ち合わせ後にお見積もりを送信
③ご入金後、制作開始
④納品
※約1ヶ月程で制作可能です。
まずはお問い合わせください。
2020.06.08
フルデザインスーツ
オーダースーツLYDIAでは、0(ゼロ)からデザインしたスーツや衣装をフルオーダーする【フルデザインスーツ】が制作可能です。過去にあらゆるデザインスーツや衣装を手がけてきたLYDIAだからこそ出来るオンリーワンのデザイン。
諦めていた「あなただけの世界で一着のデザイン」を制作しませんか?
◆こんな方にオススメです◆
・イメージ画像をそのまま仕立てたい。
・オリジナルな生地でオーダースーツを作りたい。
・ハイレベルなコスプレ衣装を制作したい。
それでは、過去に制作例を元にLYDIA【フルデザインスーツ】をご紹介します。
1.イメージ画像をそのまま仕立てたい。
下記の制作例は、お客様が「既製品のスーツではサイズ感が合わず、どうしてもこのデザインのスーツを着たい」とイメージ画像をご持参してもらい、打ち合わせを重ねて0から完全フルデザインで制作致しました!
PRICE:¥160,000- +tax
2.オリジナル生地で制作したい
下記の制作例は、お客様が「オリジナルのデザイン生地でスーツを制作したい」とのご要望がありました。LYDIAでは、白の生地にグラフィックデザインしたデータを印刷してオリジナル生地を制作し、その生地をオーダースーツとして仕立てることが出来ます。このオプションを使えばどんな生地でも制作することが出来ます。LYDIAに併設しているデザイン会社が0からグラフィックデザインを制作します。
PRICE:¥140,000- +tax
3.ハイレベルなコスプレ衣装を制作したい
下記の制作例は、お客様に好きなゲームのキャラクター衣装の画像を持ち込んで頂き、再現して制作致しました。オーダーメイドでの制作なのでサイズ感もお客様にあった物を制作できます!
PRICE:¥270,000- +tax
4.無限の可能性
上記以外にも、諦めていたデザイン、どこにもないデザインのスーツや衣装を制作することがLYDIAでは可能です。世界で一つのあなただけのスーツや衣装を着て頂き人生に彩りを与えられるお手伝いを出来れば幸いです。
必ずご満足頂けるクオリティで制作出来る自信があります。
5.制作までの流れ
①イメージ画像をお送り頂く、または打ち合わせ、採寸をさせて頂きます。
②打ち合わせ後にお見積もりを送らせて頂きます。
③お見積もりご了承後に、完成イメージ画像を制作させて頂きます。
④ご入金後、制作開始。
⑤納品
※約1ヶ月程で制作可能です。
まずはお問い合わせください。
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