「お洒落は足元から」という言葉があるように、足元は意外と見られているもので、靴の選び方で人物像や金銭感覚がわかるという研究結果もある程、慎重に選んでおいて損はありません。
ビジネスマンとしてせっかく格好よくスーツを着こなしていても、合せる靴の統一感がなければ残念なコーディネートになってしまいます。
スーツにどんな靴を合わせていいか分からない人向けに、スーツの色に合せた革靴の選び方を解説していきます。
- ▲LYDIA公式オンラインSHOP▲
■ブラックスーツ×ブラック
全身を黒でまとめるスタイルは、最もシンプルで間違いないスタイルです。
パンツと足元を同系色の黒で引き締めると、視覚的に足長効果があり、スタイリッシュな印象に。
同じ黒の靴でもデザインによってイメージが変わります。
堅い業種のかっちりとした着こなしにはフォーマル度の高いストレートチップがおすすめ。
モードっぽい着こなしなら、モンクストラップやウィングチップなどワンポイントで個性を出すとお洒落感を演出できます。
ストレートチップとは?▶︎『靴のスタイルとデザイン』
■ネイビースーツ×ブラックorブラウン
ファッションの本場であるイタリアでは「アズーロ・エ・マローネ」という青と茶の組み合わせが古くから愛されており、鉄板のコーディネートとされています。
互いの色を引き立てる相性の良い色といわれ、ネイビースーツにはブラウンの靴を合わせるのが定番とされています。
▶︎『憧れのイタリアンスタイル〜アズーロ・エ・マローネ〜』
日本では世代を問わずビジネススーツの定番色といえば、ネイビーと連想される方が殆ど。
そのためビジネスシーンにおいては、革靴の基本色である黒や茶系の靴を合わせたコーディネートも多く見受けられます。
■グレースーツ
グレースーツは20~30代のビジネスマンに人気のある色です。
チェックやストライプなどの柄も豊富な生地です。
スーツの色の濃淡によって、落ち着いた印象にもカジュアルな印象にもみせることができ、コーディネートの幅が広くアレンジしやすいのが特徴ですが、色の組み合わせを間違えると、ちぐはぐな着こなしになってしまうので、コーディネートが難しいスーツでもあります。
グレースーツを失敗なく着こなすコツとして、
ダークグレー×黒
ミディアムグレー×ダークブラウン
ライトグレー×ブラウンorベージュ
といったスーツの濃淡によって靴のトーンも揃えることで全体に統一感が出てコーディネートがまとめることが出来ます。
- ▲LYDIA公式オンラインSHOP▲
■お洒落な小物の合わせ方
『ベルト』
ファッションがお好きな方はご存知とは思いますが、「靴とベルトの色を揃える」というのは、ビジネススーツ着こなしマナーの基本になります。
全く同じ色が難しい場合は「近い色味を組み合わせる」でもOK。
この原理は「トップスと靴の色を合わせる」という普段のコーディネートでも使える技です。
『靴下(ビジネスシーン)』
靴下は、スーツか靴の色に合せた暗い色を選びましょう。
黒・ネイビー・ダークグレーなどの色が一般的です。
ビジネスの場では白やカラフルな色、柄物の靴下は避け、腰掛けた際にパンツの裾が上がり、足首を見せないように踝ソックスなども控えましょう。
『靴下(休日スタイル)』
休日の日のジャケパンスタイルには、靴下に拘ってみるのもありです。
ジャケットはスーツでなくてもカッチリ感のあるアイテムなので、ビビットカラーの靴下やスニーカーでカジュアルダウンさせてみたり、最近ではスポーブランド靴下のロゴをチラリと見せるコーディネートも見かけます。
モードスタイルが好きな肩にはストライプやサイドラインの靴下がお勧め。
流行りのワントーンコーデでも靴下でアクセントを取り入れることが出来ます。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
一見難しそうに見える革靴の合わせ方ですが、コツを掴めばどんなスーツにでもマッチさせることが出来ます。
お気に入りのスーツだからこそ、特別な一足を合わせてコーディネートを楽しんで下さい。
- ▲LYDIA公式オンラインSHOP▲