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ジャケットの記事一覧
181~190件目(全210件)
2020.09.11
ファッション
「お洒落は足元から」という言葉があるように、足元は意外と見られているもので、靴の選び方で人物像や金銭感覚がわかるという研究結果もある程、慎重に選んでおいて損はありません。
ビジネスマンとしてせっかく格好よくスーツを着こなしていても、合せる靴の統一感がなければ残念なコーディネートになってしまいます。
スーツにどんな靴を合わせていいか分からない人向けに、スーツの色に合せた革靴の選び方を解説していきます。
■ブラックスーツ×ブラック
全身を黒でまとめるスタイルは、最もシンプルで間違いないスタイルです。
パンツと足元を同系色の黒で引き締めると、視覚的に足長効果があり、スタイリッシュな印象に。
同じ黒の靴でもデザインによってイメージが変わります。
堅い業種のかっちりとした着こなしにはフォーマル度の高いストレートチップがおすすめ。
モードっぽい着こなしなら、モンクストラップやウィングチップなどワンポイントで個性を出すとお洒落感を演出できます。
ストレートチップとは?▶︎『靴のスタイルとデザイン』
■ネイビースーツ×ブラックorブラウン
ファッションの本場であるイタリアでは「アズーロ・エ・マローネ」という青と茶の組み合わせが古くから愛されており、鉄板のコーディネートとされています。
互いの色を引き立てる相性の良い色といわれ、ネイビースーツにはブラウンの靴を合わせるのが定番とされています。
▶︎『憧れのイタリアンスタイル〜アズーロ・エ・マローネ〜』
日本では世代を問わずビジネススーツの定番色といえば、ネイビーと連想される方が殆ど。
そのためビジネスシーンにおいては、革靴の基本色である黒や茶系の靴を合わせたコーディネートも多く見受けられます。
■グレースーツ
グレースーツは20~30代のビジネスマンに人気のある色です。
チェックやストライプなどの柄も豊富な生地です。
スーツの色の濃淡によって、落ち着いた印象にもカジュアルな印象にもみせることができ、コーディネートの幅が広くアレンジしやすいのが特徴ですが、色の組み合わせを間違えると、ちぐはぐな着こなしになってしまうので、コーディネートが難しいスーツでもあります。
グレースーツを失敗なく着こなすコツとして、
ダークグレー×黒
ミディアムグレー×ダークブラウン
ライトグレー×ブラウンorベージュ
といったスーツの濃淡によって靴のトーンも揃えることで全体に統一感が出てコーディネートがまとめることが出来ます。
■お洒落な小物の合わせ方
『ベルト』
ファッションがお好きな方はご存知とは思いますが、「靴とベルトの色を揃える」というのは、ビジネススーツ着こなしマナーの基本になります。
全く同じ色が難しい場合は「近い色味を組み合わせる」でもOK。
この原理は「トップスと靴の色を合わせる」という普段のコーディネートでも使える技です。
『靴下(ビジネスシーン)』
靴下は、スーツか靴の色に合せた暗い色を選びましょう。
黒・ネイビー・ダークグレーなどの色が一般的です。
ビジネスの場では白やカラフルな色、柄物の靴下は避け、腰掛けた際にパンツの裾が上がり、足首を見せないように踝ソックスなども控えましょう。
『靴下(休日スタイル)』
休日の日のジャケパンスタイルには、靴下に拘ってみるのもありです。
ジャケットはスーツでなくてもカッチリ感のあるアイテムなので、ビビットカラーの靴下やスニーカーでカジュアルダウンさせてみたり、最近ではスポーブランド靴下のロゴをチラリと見せるコーディネートも見かけます。
モードスタイルが好きな肩にはストライプやサイドラインの靴下がお勧め。
流行りのワントーンコーデでも靴下でアクセントを取り入れることが出来ます。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
一見難しそうに見える革靴の合わせ方ですが、コツを掴めばどんなスーツにでもマッチさせることが出来ます。
お気に入りのスーツだからこそ、特別な一足を合わせてコーディネートを楽しんで下さい。
2020.09.10
ファッション
当店で実際に購入して頂いたお客様のスーツデザインを
ご紹介していくコーナーです。
個性豊かな生地、裏地、小物の合わせ方など、
ご自身のスーツを照らし合わせながら参考にしてみて下さい。
■ナポレオンジャケット
ナポレオンジャケットとは、フランスのナポレオンが着用していたことからその名が付いたとされています。
軍服がモチーフになっており、襟は高さのあるものが多いです。
フロント部分にはボタンや紐などの装飾が多く、ハイセンスでありながらも伝統的なジャケットとして、ハイブランド等からも注目されています。
『立ち襟』
今回オーダーさせて頂いたこちらは立ち襟部分をレッドに切り替えたデザインとなっております。
ゴールドの装飾とブラック、レッドの三色のコントラストが気品を漂わせてくれます。
『エポーレット』
エポーレットは将校の制服の肩章(けんしょう)のことで、現在は肩飾りのことを指します。
トレンチコートやサファリジャケットなどに多く見られる、特徴的なデザインとして多くの人が目にした事があるのでは無いでしょうか。
ダブルスーツとの相性も良く、伝統的な風合いを醸し出すことが出来ます。
LYDIAでも人気なオプションの一つです。
『拘りのポケット配置』
この様なデザイン性の高いジャケットは、ポケットの位置やボタンの高さなどがポイントになってきます。
特にこちらは特殊なラペルとなっておりますので、腰ポケットを付けるか付けないか、どんなポケットにするか、バランスを考えて製作させて頂きました。
この様なディティールをしっかりデザインしないと、安っぽくなってしまうので要注意です。
■歴史深いジャケットを進化させる。
ナポレオンジャケットは、フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトが着ていた軍服をベースにしたデザインのジャケットとして長い歴史があります。
流行は逆戻りしていると言いますが、同時に常に進化し続けています。
ナポレオンジャケットも、時代と共に少しずつ形を変え現代のファッションとして多くの人に愛される伝統的なジャケットと言えますね。
パーカーやデニム、スニーカーなど近年のファッショアイテムと組み合わせて、自分だけのコーディネートを楽しんでみて下さい。
2020.09.10
ファッション
当店で実際に購入して頂いたお客様のスーツデザインを
ご紹介していくコーナーです。
個性豊かな生地、裏地、小物の合わせ方など、
ご自身のスーツを照らし合わせながら参考にしてみて下さい。
■正統派〜タキシードスタイル〜
動きやすいストレッチ素材を使用したタキシードスタイル。
ラペルはサテンのショールカラーなので顔まわりも華やかに見せてくれます。
ショールカラーとは、エリの形の一種で、ショール(肩掛け)をかけたときのような形をいいます。 エリの形がヘチマに似ていることから 「ヘチマ・カラー」とも呼ばれています。 後ろから前にかけて刻み目がなく、なだらかな線が続いた形が特徴的です。
『裏地』
スーツの第二の顔である裏地には人気のチェーン柄を合わせました。
フォーマルなタキシードには高級感のある裏地が相性抜群。
非常に人気の柄ですが、大きめにプリントされた柄を抜き取ったデザインなので
同じ生地でも一つ一つの表情が異なるのが魅力です。
本切羽にしてロールアップ見せをしてもお洒落ですよ。
『バタフライ』
高級感のあるフォーマルな場面で使用するのにはこの様な艶感のある素材が一番です。
特にタキシードやブラックスーツなどで正装する場合、シルクの素材を選ぶのがベストです。
色や柄は様々な物が出ているので、どのシーンで使うのか?を考慮しつつ自分の好みで選びましょう。
■その他お勧めアイテム
『カマーバンド』
タキシードにカマーバンドを合わせる場合、フォーマルのルールでは基本的にジャケットを脱ぐのはNGで、見栄えがあまりよろしくありませんのでオススメできません。
仮にタキシードのジャケットを脱ぐ、そんな時にはベストがあれば良いでしょう。
このカマーバンド、実はベストの略式なのです。
細かい話ですが、ベストとカマーバンドのどちらがよりフォーマルなの?と言えば、ベストの方がフォーマル度はやや高いですが、格式高く伝統的なのはカマーバンド言えるでしょう。
『ポケットチーフ』
一般的なフォーマルスタイルではホワイトチーフが主流ですが、蝶ネクタイやベストとチーフのカラーを合わせると、統一感も出てより一層お洒落な装いに出来ます。
フォーマルシーンだけでなく、ビジネスシーンでも活躍できるので、
手軽にドレスアップできるアイテムです。
■小物使いでタキシードを格上げする。
タキシードは、主に結婚式やパーティーシーンに着る装いとなります。
男性らしさ、凛々しさを感じられるスタイルとしては二つとないスタイルです。
頻繁に着る様なものでは無いですが、いざという時に基本マナーや着こなし方を知っていることで、周りと差を付けれます。
是非、参考にしてみてください。
2020.09.10
ファッション
当店で実際に購入して頂いたお客様のスーツデザインを
ご紹介していくコーナーです。
個性豊かな生地、裏地、小物の合わせ方など、
ご自身のスーツを照らし合わせながら参考にしてみて下さい。
■ゴールドボタンがアクセント
〜ダークネイビーストライプスーツ〜
やはりストライプスーツは鉄板です。
こちらは比較的幅狭のストライプなので、どちらかと言うとフォーマルな印象となりますが、あえてゴールドボタンを選ぶことでエレガントで洗練された雰囲気になっています。
ピンヘッド・ストライプ (ピン・ストライプ)と言う種類で、小さい点が線上にデザインされています。
等間隔にピンの頭を並べたようイメージから名称され、線の間隔が狭いのが特徴です。
ビジネス感のある生地に華やかさを足すならゴールドボタンがお勧め。
エンブレムの入っていないシンプルなデザインなら、制服感も出ないのでご安心下さい。
■小物
『リボンタイ』
珍しいロングのリボンタイです。
凛としていて、どこか中性的なこちらのアイテムは女性受けも良く、
親しみやすさをプラスしてくれます。
『ウィングカラーシャツ』
襟先が前に折れた襟型が特徴で、鳥の翼のように襟先が折り返され開いていることから「ウィングカラー」と言われています。
蝶ネクタイやアスコットタイとの相性が抜群のため、タキシードなどのフォーマルスーツに使用されることが多いです。
写真はクロスタイを仕様。エレガントな印象になっております。
主に結婚式やパーティー、フォーマルな場で着用される事が一般的ですが、近年ではカジュアルに着こなすスタイルとしても人気があります。
■ビジネススーツをあえてカジュアルダウンさせる
一見ビジネス専用と思われがちなストライプスーツですが、合わせる小物によって印象がガラリと変えることが出来ます。
逆にカジュアルなスーツもアイテム次第で綺麗めに見せるのも面白いですよね。
これからもモデルスーツの記事をどんどんご紹介していきますので、是非チェックしてみて下さい。
2020.09.04
ファッション
■ベストを着ているだけでイメージがこんなにも変わる!?
皆さんはスーツベストに対してどんなイメージをお持ちですか?
『ベストって必要なの?』『2ピースで十分なんじゃないの?』
今回はそんな疑問を解決すべく、ベストのメリットと種類を解説していきます。
紳士の嗜みとして知っておいて損はないですよ!
★ベストはいつから着るようになったのか。
ベスト始まりの歴史は1666年10月7日まで遡ります。
なぜベストの登場した年が1666年であると断言できるかと言うと、ベスト(vest)という名称をこの年に当時の英国王であるチャールズ2世が発表し、その着用を貴族に命じたためといわれています。もともとベストには袖があり、その下に着るシャツは現在と違って「下着」と考えられていました。
上着を脱いだ時に下着に相当するシャツが剥き出しになることを避けるため、ベストは紳士の必須アイテムとして着用されてきました。シャツ姿を回避するにはベスト付きが原則ということが、スーツ発祥の地・イギリスにおけるもともとの発想といえます。
■意外と多い!ベストの種類
1.シングルベスト
一番スタンダートなベストスタイルです。縦1列にボタンが並んでいるのが特徴です。
シングルのベストは、シンプルに中央でボタンを留めるタイプのベストで、ボタンの数は3〜5個、多くても6個とボタンの数を変えることで印象もガラリと変わります。基本的には一番下のボタンは外しましょう。
2. ダブルベスト
ダブルのベストは前合わせが重なっており、縦2列にボタンが並んでいます。
ボタンの数は6〜8個が主流でダブルスーツ同様、重厚感と華かな印象があります。シングルに比べてVゾーン(襟開き部分)が狭く、シャツやネクタイとの組み合わせ方が難しいので、やや上級者向きといえます。
襟付きにすることででシャツ×ベストスタイルでもキッチリ感を出せます。
こちらのほうがフォーマルの場では好まれる傾向にありますが、基本的にはどちらを選んでもマナー違反になることはありません。人と差を付けたい方や個性を出したい方にもお勧めです。
■ベストをカッコ良く着こなす方法
こちらの画像を見比べて頂けばわかるようにベストのサイズ感は非常に大切です。
Vゾーンが広すぎても狭すぎても格好悪いし、サイズの合っていないベストなら着なくてヨシ!と、言ってもいいほど。
特に注目して頂きたいのが丈感です。
丈が長過ぎる右の写真はベルトのバックルが完全に隠れ、野暮ったい印象になってしまっている状態に比べ、左のベストは程よい丈感で同じ生地で同じ人が着ていても、スタイルにこれ程の差が生まれることがわかります。
自分に合ったサイズ感のベストを着るだけでスタイルアップしてこんなに脚を長く見せれちゃいます!
身長や体型に合わせ、最善のサイズをお勧めさせて頂いておりますのでご安心くださいね。
■まとめ 〜ベストの魅力と最大のメリット〜
ベストを着るとおしゃれに見え流だけでなく、Vゾーンにベストが加わることで、立体感と奥行きが生まれてワンランク上の着こなしが出来ます。また伝統的なスリーピーススタイルは格式が高く、スタイリッシュな印象を与えます。
膨よかな人にとっては引き締め効果があり、華奢な人にとっては体全体をたくましく男らしいシルエットに見せる事の出来る、まさに『七難隠し』のアイテム。
フォーマルな席ではもちろん、重要なビジネスシーンにもすんなりとマッチするでしょう。
いつものスーツスタイルに飽きたのならジャケットとパンツとは別の色のベストをチョイスし、コーディネートして楽しむこともできます。
まずは3ピース同じカラーのベストから着てみて、徐々にカラーの組み合わせを変えていくことで自分だけの合わせ方が見つかりますよ。着用頻度が増える度にベストの魅力にはまること間違いなしです!
2020.09.01
ファッション
良いスーツには良い革靴を合わせたくなるもの。
オシャレは足下からという言葉が浸透してしまっていることからも言える通り、靴のチョイスは非常に重要です。
種類が多くてどんなデザインを選べばいいかわからないという方向けに、
今回の記事では革靴の種類やスタイルについて解説していきます。
■基本知識
初級者は、まずは「靴」「ベルト」「バッグ」の色味を揃えるのが基本です。全く同じ色でない場合は、濃淡にはこだわらず、「近い色味を組み合わせる」のがベスト!!
例えば、黒い靴ならばベルトもバッグも黒。バッグに関しては黒ならばナイロン素材でもアリです。
茶系でトーンを合わせるならば、ダークブラウンの靴にミディアムブラウンのベルト、赤身のある茶のバッグなどで統一感を図るとまとまります。
なお、中級者は色だけでなく「濃淡」も揃えると、さらに統一感が出て全身がすっきり引き締まった印象になります。茶系であれば、ミディアムブラウンで靴、ベルト、バッグを揃えると好印象です。さらに、色だけでなく素材のトーンも合わせると◎。例えばライトブラウンのスエードの靴ならば、ベルトもライトブラウンのスエードを合わせられれば上級者です。
■スタイル
『バルモラル』
バルモラルとは、腰革が爪先革の内側に縫いつけられていて、履き口が下方で開かずに、両方の腰革が真ん中でぴったりと合う形になったものをさします。その形から「内羽根式」と呼ばれております。
スコットランドの「バルモラル城」に由来した名称で、ビクトリア女王の夫君アルバート公が、1853年に考案した形といわれています。
英国的でクラシックな風格を感じさせるもので、英国ではこの形の靴のみをオックスフォード・シューズとよびます。
『ブルーチャー(ブラッチャー)』
外羽根式と呼ばれる「ブルーチャー」は、1815年頃に考案された軍靴のデザインが元になっています。腰革が両側から覆うデザインになっており、履き口が下方で開いているのが特徴です。
生まれについては2つの説があります。ひとつはドイツの靴職人、ブルーチャーという方によって作られたという説。
もうひとつは、プロシャ軍の元帥ゲファルト・レーバレヒト・フォン・ブラヘル(ブリュッヘル将軍という説もあります)が、軍靴用に考案したという説です。
ドレッシーなバルモラル(内羽根)に比べ、カジュアルでスポーティな印象をもつデザインなので、スーツでも合わせることはできますが、より相性がいいのは、ジャケパンスタイルです。
『サドル』
「サドルオックスフォード(Saddle Oxford)」なる正式な名称を持つものの、日本では略称の方が圧倒的に用いられているサドルシューズ。
簡単に申せば、甲に文字通りサドル、つまり馬の鞍状に独立した革を上から下までグルッと載せ、そこに鳩目を付けた状態の紐靴のことです。
このサドル部分の色や素材を変えてコンビネーションにするものが多いカジュアルスタイルです。
『スリッポン』
ヒモやバックルを用いずに着脱するタイプのシューズです。
フォーマルにも履けるプレーンなものから、ドレスアップもドレスダウンも出来る房飾りのついた「タッセル・スリッポン」、カジュアルな「ローファー」等、さまざまなデザインがあります。
■デザイン
『プレーントウ』
プレーントゥは、つま先や甲に一切の装飾が施されていないシンプルなスタイルの革靴。1800年代に考案された歩兵用の編み上げ靴が起源とされています。
現在ではその汎用性の高さから、ビジネスユースだけでなくカジュアルなスタイルまで幅広いシーンで使える革靴として重宝されているデザインです。
『ウィングチップ』
つま先の革の切り替えに使われる革片(チップ)が、翼(wing)のような形をしているので、この名がつけられました。
靴全体にメダリオンやパーフォレーションなどの穴飾りを施しているものが一般的で、ビジネススタイルから休日の着こなしまで幅広く使用できるのが魅力です。
『Uチップ/Vチップ』
U字、V字形の革片(チップ)を甲の切り替えに用いたデザインです。
丸くカジュアルなUチップに比べ、Vチップの方がドレッシーな印象で、オシャレなビジネスマンに人気です。
『モンクストラップ』
モンクストラップは修道士(モンク)が履いていた革靴に似ていることから、この呼び名が定着しました。
ベルトで固定するデザインのためフォーマルなシーンには向きませんが、固くなり過ぎないデザインでビジネスシーンでも人気が高いです。
ベルト2本を施した、ダブルモンクストラップというデザインも人気です。
『ローファー』
「ローファー」とは怠け者という意味があり、その名前の由来はスリッパのように履けるデザインのためとされてきました。
大きな特徴は、コインの挟めるストラップがついていること。そのため、「ペニーローファー」とも呼ばれます。(ちなみにペニーとは1セントコインのことで、かつてコインをストラップのスリットに挟むオシャレが流行したことがありました)
現在では、ドレッシーなデザインのローファーも作られており、 カジュアルだけでなく、あらゆるシーンで履かれるポピュラーなシューズです。
『タッセル』
タッセルとは房飾りのこと。
それを甲の中央に飾り付けた靴の総称です。モカシンタイプをタッセルスリッポンと呼びますが、つま先にウィングチップをつけたウィングタッセルと呼ばれるものもあります。
■靴紐の通し方
靴紐は、見た目の演出だけでなく、機能的にもとても重要なパーツです。
履くときには、ヒモを緩めて足を入れ、しっかりとヒモを締めて、十分にヒモを緩めてから靴を脱いでください。
ヒモを締めたままで靴を履いたり、脱いだりすると靴を傷める原因となるほか、きちっとしたフィット感が得られず、歩き心地にも影響します。
■まとめ
革靴は、すこしデザインや色が違うだけで雰囲気がガラッと変わり、フォーマルにもカジュアルにもなります。
選ぶのが難しく感じるかもしれませんが、たくさんあるなかから自分好みの一足を見つけるのも、革靴の醍醐味のひとつです。
そして大人の男性として上品なコーディネートには必須のアイテムです。
手入れをしっかり行っていれば長く使うこともできるため、ビジネスシーンやフォーマルシーンだけでなく、プライベートなシーンでも革靴を使ってシックなコーデを楽しんで下さい。
2020.09.01
ファッション
スーツには有名なブランド生地が沢山あります。
各ブランドによって成り立ちや生地の特徴などは様々。
その中でも今回は、
「DORMEUIL-ドーメル」についてご紹介していきます。
■ドーメルの歴史
1842年にマーチャントとして創業したドーメル。創業者であるジュールズ・ドーメルは、イギリスから拠点のあるフランスへ生地を輸入するビジネス形態をスタートさせました。名だたる有名服地ブランドは、イギリスやイタリアに拠点を置く中、フランスに本社を構えるスタイルは珍しいと言えます。
ドーメルのブランドロゴにあしらわれた羊3頭のモチーフ。これは創業者のジュールズ・ドーメルと、のちに経営に加わる兄弟2人を指しており、ブランドのシンボルとして広く知られています。
■ドーメルの特徴
感度が高く、最先端のデザインを生み出すフランスと、伝統的な技術と品質を文化に持つイギリスの魅力をうまく融合させたのがドーメル。
世界の服地ブランドの中でも、ひときわファッショナブルな雰囲気を持っているのも、その影響が多くあると言われています。
長年培ってきた技術力と選び抜いた素材の良さにより高品質な生地を生み出し続けており、英国の伝統技術の高さとフランスのエレガンスさをミックスした人気のある高級服地ブランドです。
■コレクション
『EXEL エクセル』
Super110.120.130の原料を使用し、高品質でありながら、糸に弾力性を通常の約2倍のストレッチ性を持たせることで快適さを追求したコレクションになります。
ヨコ糸にのみ採用されている天然ストレッチがあらゆる操作性を発揮し、新世代に向けた巧みなカラーリングパターンによって美しく際立ちます。
コバルトブルーからネイビーブルーまであり、夏らしいパステルカラーなどカラーも豊富とされています。
『AMDEUS アマデウス』
「ドーメル」のコレクションの中でも最も人気のあるコレクション。その人気は販売数が世界ナンバーワンを争うほど人気です。
流行に左右されないクラシックを大切にした服地になります。
Super100の厳選されたウール原料のみを使用しており、英国らしいしっかりとした打ち込み、重厚な光沢感が特徴のクラシックで安定感のあるコレクションです。
『iconik アイコニック』
ドーメル社が長年培ってきたフィニッシング加工を施すことで、軽量で今までにない風合いを出しています。
軽量でトレンド性もあり、一年中着用できる服地です。
落ち着いたプレーン柄、緻密なデザイン柄、繊細なストライプ柄・チェック柄など多様なバリエーションは今までのドーメルのコレクションとは一線を画するものとなっております。
『AQUAPLAN アクアプラン』
Super130’sという高級原料を使用した生地に、ナノテクノロジー仕上げを施した軽量でさわやかな着心地であることで、人気を誇ります。
10 億分の1という単位の繊維粒子に直接加工を施し、通気性抜群に仕上げると共に、撥水効果をつけた最新の生地です。
また、汚れが付きにくく、環境にも影響の無い加工剤を使用した、エコ要素もあります。
■世界から愛されるスーツ
フランスに拠点を置き、150年以上の歴史を持つDORMEUIL(ドーメル)は、超高級ブランドである、シャネルやディオール・イヴサンローランなどに生地を提供する、世界中から愛されるスーツです。
個性的な生地から、オーソドックスな生地まで、非常に幅広い生地のラインナップのDORMEUIL(ドーメル)に是非一度袖を通してみてください。
2020.08.18
ファッション
身に着けているだけでステータスになり、印象をアップさせてくれるハイブランド生地、Ermenegildo Zegna~エルメネジルド・ゼニア~。
高級ブランド生地にしか出せない光沢感や、軽い着心地、その他にも沢山のメリットと取り扱いについての注意点などにも触れていこうと思います。
この生地を読むとあなたはゼニアを着たくなること間違いないです。
■ゼニアの歴史
今では高級ファッションブランドとして有名な「Ermenegildo Zegna(ゼニア)」ですが、もとは生地メーカーとして1910年に発祥。
オーストラリアから最高級の天然繊維を買い付けて、自社工場にてウールを生産。イタリア国内だけでなく世界に向けて販売し、圧倒的に強かった英国生地をしのいで世界一になりました。
■ゼニアの特徴
Ermenegildo Zegnaは、世界中のメーカーの中でも最も贅沢な買い付けをしている為、素材の品質が高いのが特徴です。
最高級の天然繊維、厳選をかさねた希少なウールだけをオーストラリアから買い付け生地を織り上げていきます。
スーツの上質さに繋がる「美しい光沢・艶(ツヤ)」と、ウール100%でもカシミヤのようなしっとりとした高級生地に多い「なめらかな触り心地」が特徴的です。
■エルメネジルドゼニアを愛用する有名人
エルメネジルドゼニア(Ermenegild Zegna)は、一流ブランドとして、国内外に愛用者が大勢います。
・渡辺謙・松井秀樹・松任谷正隆・松田龍平・武田修宏
■なぜゼニアが選ばれるのか?
ゼニアは、創業当時から各国の産地の中でも上質な原毛を厳選して買い付けている。買い付けた繊維を生地にする紡績工程(原毛を糸にしていく作業) 〜 染色まで一貫して自社工場で行う。現在ではオーストラリアの農場も所有しており、羊の「肩」と「脇」の上質な部分のみの使用を徹底している。仕入れから仕上げまで行き届いた品質管理と、独自の技術革新によるゼニアの生地は、他ブランドの追随を許さない高品質だ。
■ゼニアコレクション〜トロフェオ〜
ゼニアを代表する生地の一つであり一番人気のある素材になります。その艶と光沢と風合いは顧客を魅了し続けており、TROFEO(トロフェオ)とは、イタリア語でトロフィーを意味し、その素材の生産で使用される原料となるウールのコンテストをゼニアが行い、表彰されたウールを作り上げた品質の高い素材が TROFEO(トロフェオ)なのです。当店のお客様の中でも、オーダースーツを作る場合に一番人気の生地になっております。
■ゼニアコレクション〜エレクタ〜
しなやかな質感と優れた耐久性をかね合わせた素材です。シワになり難く耐久性にもすぐれており、仕立て栄えがするので、しっかりしたスーツをお求めの方に最適です。クリアカットの高級感ある光沢も魅力を添えています。秋冬物の中でも、仕立て栄えのするゼニアの定番素材となっており、価格的にもオーダースーツが初めてという方にもお勧めの生地になります。
■ゼニアコレクション〜トラベラー〜
バランスの取れたダブルツイスト糸により、高度な皺の回復性を持ち合わせた素材で近年より注目が高まり定番となっております。整理行程において、高度な防皺・摩擦加工を加える事により、機能性を高めており、仕事中にできたシワも一晩ハンガーにかけておけば翌朝回復しやすい素材となっております。秋冬のクオリティの中で繊細なシルク混の素材感はすでに定番となっています。
■高級生地ならではのデメリット
高価=長持ちする、ではありません。高価な生地は極細の糸を使用します。さわり心地はシルクのように滑らかで繊細です。
しかし、その糸は髪の毛よりも細いため、切れやすいです。
ウール100%のセーターとカシミア100%のセーターとではどちらが丈夫でしょうか。もちろんウール100%の方がしっかりと丈夫です。
高品質の原料を使ったカシミアセーターは丈夫ではありません。
むしろ高い商品ほど手入れに時間がかかるのです。
丁寧に扱えば、7.8年着れると言われています。
■お手入れ方法
ではどの様に取り扱えば、長く着る事が出来るのでしょうか?
高級スーツだからといって難しいお手入れはいりません。
ハンガーにかける事を習慣付ける。これをするだけで型崩れを防ぎ、スーツが長持ちします。スーツを1日着ているとホコリや食事のカスが付着しますので、ブラシを使ってしっかり落として虫食いを防ぎます。着用後の手入れとしてはこれだけです。
頻繁にブラッシングしていたとしても、長期的に使用されたスーツには目に見えないホコリや汗染みなどが付着しています。
クリーニングしないまま次のシーズンまでクローゼットに入れたままにしてしまうとカビの原因になりますので、使わない期間は前もってクリーニングしておくことがお勧めです。
2020.08.12
ファッション
皆さんはスーツの柄と聞いて、どのような柄を思い浮かべますか?
王道ストライプ、チェック 、その他にもオシャレな柄は沢山あるんです!
シンプルスーツでも、こだわるなら見逃せないのが『生地の柄』です。同じスーツのスタイルでも、柄によって印象が変わってくるので『目指している印象』に合わせて柄選びも考えてみましょう。
ビジネス向き
■バーズアイ
その名の通り、鳥の目のような小さい丸い斑点を並べた柄です。
ビジネス用の無地系生地でも、「もう少しスーツでこだわりを持ちたい」という方におすすめなのがこちらです。
遠目は完全に無地に見えますが、近くで見ると程よい質感があるので高級感を出せます。
■ヘリンボーン
ストライプの仲間とされるヘリンボーンは、コートなどで使用される事が多いのですがスーツにしてもバッチリ決まります。
ヘリンボーンは、ニシンの骨という意味があり、織がニシンの骨のように見えるデザイン。日本では“杉綾”と呼ばれ、明るいカラーになるほど、光の反射で遠目からは無地に見えます。
■シャークスキン
シャークスキンとは、鮫の皮のような見た目の織物です。
スーツ生地として用いられるシャークスキンは、経緯に別々の異なる糸を使って、右綾に織られています。
独特の奥行きが感じられる生地感で大人らしい、控えめなおしゃれを楽しむのに、最適な柄です。
パーティ・イベント向き
■ペイズリー
ペイズリーという柄は19世紀に登場した非常に伝統的な柄です。
ネクタイやチーフ、裏地など、スーツに関わる製品などによく使用されていますが、表地としては珍しいと思われる方も多いのではないでしょうか。
模様の優美な曲線、草花を元にしたモチーフが繰り返されるリズムは、人間の心理に安心感を与える効果があると考えられています。
■花柄
小花柄から大判の種類まで種類豊富で、ハイブランドにも起用される事の多いフラワーモチーフ。
中性的なイメージもあるので、洗練された印象に見せてくれるのも強みです。
ロマンティックな花柄を着こなすのは難しいと感じる方には、モノトーンやレトロ調を選べば大人っぽく着こなせます。
■迷彩
ワイルドな印象のある迷彩(カモフラージュ柄)は、芸能人なども多く着用されているのも多く見かけます。
店舗にもよりますが、定番グリーンベースの生地から、グレー系やブルー系などカラーバリエーションも豊富で個性を引き出せること間違いなしのデザインです。
■幾何学模様
こちらは当店でデザインから全てフルオーダーさせて頂いたスーツになります。
まさかこんな派手な柄をスーツにしてしまうなんて!と思われる方も少なくはないと思いますが、出来上がりは凄くお洒落でハイセンスな仕上がりなんです。
スーツに出来ない柄はないと言っても過言ではないですね。
今回はスーツの生地としてはあまり知られてない柄についてご紹介させて頂きました。
シーン問わず使える無地シリーズ、イベントやパーティなど華やかなシーンで光る珍しくて派手な柄達。
一口に『スーツ』と言っても、デザインやディティールの選択は無限大です。
着ていく場所によって様々な柄を着こなしてみてはいかがでしょうか。
2020.08.11
ジャケット
オーダースーツの制作に置いて、よく質問されるのが
『袖ボタンにこだわる必要があるのか』という難題。
顔周りのラペルや、目につきやすいフロントボタン、第二の主役と言われる裏地などに比べると、一見影が薄く感じる場所。
ちょっとした違いでセンスに繋がる袖ボタンについて詳しくご紹介していきます。
■袖ボタンの歴史
ジャケットの袖ボタンには、かのフランス皇帝、ナポレオンにまつわる興味深い起源説があるのです。
1812年、ナポレオンは60万の大軍を引き連れてロシア遠征を行いますが、あまりの寒さのため、多くの兵士が洋服の袖先で鼻水をぬぐうことになってしまいました。
整列した軍隊の前を見回った際、兵士たちの袖が汚れたりテカったりしているのをみて、隊の威厳が失われることを憂慮したナポレオンが、その後は鼻水をぬぐうことができないよう、袖口にボタンをつけるよう命じたというのがジャケット袖ボタン発祥の由来とされています。
■袖ボタンの種類
『本切羽(ほんせっぱ)』
「本切羽(ほんせっぱ)」とは、スーツのジャケットの袖口にボタンホールがあり、開閉できる仕様のことで「本開き(ほんあき)」とも呼ばれます。
袖口に最も近い第一ボタンだけを外して抜け感を演出するなど、洗練された着こなしを楽しむのにうってつけのディテールと言えます。
また高級スーツの証とされる事も多く、本切羽=オーダースーツという認識を持たれる方も多いです。
『開き見せ(あきみせ)』
ボタンホールとボタンはついているものの開閉することができない仕様で、「切羽なし(せっぱなし)」とも呼ばれます。また、ボタンホールがなく、飾りボタンだけが付いているものも開き見せにあたります。
実際に開くことはできないので、フェイクデザインとして知られており、殆どのスーツがこの仕様になっています。
『重ねボタン』
重ねボタンは実際にボタン付け糸の長さなどが重なり具合に影響するので普通に並べて付けるのよりも手間がかかります。通常に比べて手間のかかる事から、イタリアの職人が自分の高い仕立て技術をアピールする為に始めたものとも言われていますので、よりハンドメイド感を印象づける事が可能です。
■さらにランクアップ!『切羽色変え』
ビジネススーツにはスーツ生地と同系色の色合いの色糸が基本とされていますが、カジュアルや、ストリートスーツ、パーティジャケットなどオシャレ用として着たいスーツには、カラフルな色糸を選ぶのもお勧めです。
”フラワーホール と切羽糸を統一”
ビジネススーツでも落ち着いた色味なら問題なし。
統一感も出て、一気にオーダー感を増す事が出来ます。
仕事柄、スーツのアクセサリーが付けれない方でも糸の色を変えるだけで華やかな印象になれます。
”第一ボタンだけ、さりげないオシャレ”
全ての糸の色を変えるのには少し抵抗がある方や、スーツ自体の色も強調したい方にお勧めです。
LYDIAで一番多くのオーダーが入るデザインで、第二ボタンだけのカラー変更方法も可能です。
”四色全て変更、個性派向け”
個性派のお客様には、画像のように色の色をグラデーションに変更したり、カラーを交互に変更する事も出来ます。
細かなディティールまでも手を抜かず、無限大に遊びを効かせれるのがオーダーの醍醐味です。
いかがでしたでしょうか?
「ジャケットの袖先に飾りボタンなんか最初からいらない・・」などと言われてしまいそうですが、動きのある袖口は人の目を引くことが多い部分なので、人から見る印象も大きく変わってきます。
さりげないアクセントとしてオシャレを楽しんでみるのもよし、
拘りを持って本切羽にして高級感をアピールするのもよし、
切羽の色を少し変えてみるだけで、毎日のお仕事も楽しくなるなんて事もありますよ。
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